職業：経営・ビジネス・観光・コンピュータ系
通関士
日本では関税の申告納税制度のもと、商品の輸出入をする際には税関に通過許可のための申告書を提出して審査を受ける必要がある。しかし、商社やメーカーなどは扱う商品も多い上に、通過手続きには専門的な知識が必要となるため、これらの輸出入業者の代理人として、輸出入品の申告・審査を行うのが通関士の仕事である。そのほか、申告内容の間違いなどで税関処理に問題があった際の不服の申し立て、意見・陳述の代行、書類作成、また、輸出入業者からの関税率や規制などに対する相談にも応じる。
通関士の国家資格取得が必須。受験資格は特になく、誰でも受験が可能だが、合格率は20%程度で簡単な試験ではない。通関業法、関税法、関税定率法などの専門知識に加え、外国商品を扱うことも多いので語学力も必要。通関士を目指すための講座を開講している大学・短大や通関士養成の専門学校等もあるので、知識を積んで国家試験合格を目指そう。





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