水力・火力・原子力などの発電方法で生産された電気は発電所から送電線へと送られる。このときの電気は超高圧で、いくつかの変電所を通りながら電圧が下げられ、一部が鉄道会社や大きな工場へ、残りの電気は変電所からさらに配電変電所を通ってさらに一部の電気がビルやオフィス、中規模工場に送られる。残りの電気は配電線を通って電柱の変圧器から引込線を通って各家庭へと届き、保安器→分電盤→コンセントに届く。ここまでの速さは一瞬(光の速さと同じ)だが、各家庭に電気がたどり着くまでに電気が通る全ての場所でたくさんの電気技術者が活躍している。 |